エッセイ

エッセイ

愛とは?

どんなに物が豊かになろうとも、なくてはならない物、それが「愛」です。ですが、今の世の中で一番欠けているのも「愛」です。
私たちがこの世に生まれた時、最初に受けた愛は親からの愛だと思います。愛情を受けることが、いろいろなもので満たされていることよりもはるかに大切です。愛によって心は満たされ、愛によって幸せを感じるものです。
生き物を飼ったことがあるでしょうか?生き物は、適切な温度とエサと水さえ与えていれば生きていけます。でも、どんな小さな生き物であっても愛情を求めます。手をかけ、声をかけると嬉しそうな表情を見せてくれます。小さな生き物であっても、愛情を求めるのですから、私たち人間はなおさら愛を必要としています。
愛は歌や小説の中でもよく用いられますが、そのほとんどが男女の愛です。でも愛は恋愛だけでなく「家族愛」「隣人愛」もあります。ところが、これらの愛が自分にとっていつも十分であるかというと、そうでないことが多いのです。
聖書にはもう一つ別の愛が書かれています。それが「神様の愛」です。人から受ける愛は変わってしまうこともあります。でも、神様の愛は変わりません。なぜなら神様は永遠に変わらないお方だからです。しかも、神様の愛は私たちにとって十分すぎるものです。
「神はそのひとり子を世に遣わし、その方によって私たちにいのちを得させてくださいました。ここに神の愛が私たちに示されたのです。」ヨハネの手紙第一4章9節
愛の大きさは犠牲の大きさによって知ることができます。神様は私たちを愛してひとり子であるイエス・キリストを十字架にかけてくださいました。このお方に私たちの罪を負わせたのです。キリストが十字架にかかって死なれたのは、私たちの罪を代わりに負って、裁きを受けるためでした。このお方がご自分の命さえも犠牲にされたのは、私たちを愛するがゆえなのです。
「人がその友のためにいのちを捨てるという、これよりも大きな愛はだれも持っていません」ヨハネの福音書15章13節
キリストはあなたを愛し、あなたを招いています。その愛は今も変わりません。
当集会ではわかりやすく聖書からお話をしています。ぜひ一度集会にお越しくださり、神様の愛に耳を傾けてはいかがですか。
ホームページ内のエッセイ集にも聖書の話が掲載されています。